同居タイプ〜完全独立タイプまで「二世帯」の意味は拡大

二世帯住宅を考えるようになった理由は様々ですが概ね下記のような条件とされます。

・親の老後を見たり、介護を必要としたから
・家業の事業継承と展開を一緒に行う事となった
・住宅を経済的に支えて貰ったので同居という事に
・結婚した夫婦への理解度が高く、生活しやすい関係だと感じた
・どちらかの世帯が住みにくい環境となり成り行きで同居

このように二世帯化になったそもそもの原因は様々なので、二世帯住宅だからといって部屋の間取りを増やすリフォームをササっと行って「ここは御義母さまの部屋に…」という訳にもいかないでしょう。

地方で農業継ぐ事を前提に、日本の伝統的な二世帯住宅であれば上記のように間取りを区切ったり、各世帯が上下二階に分かれたりして住み込んでいましたが現代の仕事は定年過ぎたの親世帯と共働きや月80時間程度の残業が当然のごとくついてくる子世帯とでは生活スタイルが相当に違ってきます。

農業や家業を継ぐ場合は、親世帯・子世帯ともに少なくとも仕事面でのスタイルは似てきます。農業で深夜の12時頃になってするような作業は通常はありませんし、たいてい夕方までには終わらせます。作物・作付面積、農法などによっては毎日夕方…という訳でもありませんしね。

都市部での二世帯住宅設計では活動する時間帯の違いから、気を遣いすぎてギクシャクしたり、あるいは悪気はなくとも一方の世帯へ良い影響を与えなかったりと一筋縄でいかなかったりもします

もちろん、仕事のスタイルが同じというだけでは二世帯同居が可能とは限りません。同居にすれば住宅設備も最大半分に出来ますので初期費用を軽減出来ますが、共有化した際の副作用もあります。完全独立タイプにすれば共有化部分をゼロに出来るので二世帯間で発生するスレ違いを防ぎやすい一方で初期費用は高騰していきます。親世帯が多額の出資をしてしまうと今度は子世帯が居づらくなります(居候のようで肩身が狭くなりがち)。

二世帯住宅を建ててしまう前に、どういう形がベストであるか将来設計や二世帯住宅を成立させる戦略を練って実行に移しましょう!

間取りだけテキトーに区切って二世帯同居はトラブルになりやすい
都市部や現代の仕事関係は生活リズムがお互い合いにくい傾向

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